観光DX 活動実績

UPDATE2023.10.06

豊岡観光DX基盤を活用した地域へデータ共有

豊岡観光イノベーションは、豊岡観光DX推進協議会の事務局として、観光DX基盤の運用やデータ分析、各種勉強会の開催を行っています。2023年度に行っている取り組みを紹介します。

データの共有

 月次レポート

毎月一回レポートを作成しています。ダッシュボードを見るとわかることですが、TTIなりに分析をして、2-3か月先の動きを分析してコメントしています。主に人の動きがある特日(祝日や地域独自のイベント日程がある日)を追跡し、昨年と違った傾向がないかどうか、あればそれはいつからか、を分析してコメントしています。もちろん、前月の振り返りも行い、過去データの蓄積も行っています。

 需要予測レポート

大きな人の動きがあると予想される月には特にレポートを出して会員にお知らせします。

 稼働率配信LINE

ダッシュボードで日々更新される稼働率を、1週間先まで記載し、混雑かそうでないかの目安と合わせてLINEで配信しています。稼働率〇%といってピンとこない事業者もいるので、人数条件や混雑アイコンなどで視覚的にも分かりやすくすることで、気づきを得られやすくする工夫をしています。

 稼働率ヒートマップ

長期的な目線で稼働率をカレンダーに落とし込み、稼働率が高い日から低い日までをグラデーションで表しているカレンダーです。週次で更新しており、数か月先の日程の中で、どの日程が予約が動いているのか、一目でわかるようになっています。ダッシュボードではエリア全体の稼働率はわかってもカレンダー形式では表示されないため、需要のある機能については事務局の運用でカバーしています。

 周辺エリアイベントカレンダー

自分たちの地域以外のイベント情報は、市内であっても案外把握できないものです。大きなイベント情報を見逃していたため、思ったより忙しかった、在庫が足りなくなった、需要があるのに休業日にしてしまった、という機会損失を減らす目的でカレンダーを作成しました。​公開されているものから順に更新しています。​

勉強会の開催

ダッシュボードは様々な分析画面があり、活用次第で自分が欲しい情報を得ることができます。ただ、じっくり画面をみる時間を確保することが難しかったり、マニュアルを読むだけでは分かりにくい部分をカバーするため、ダッシュボード活用勉強会を開催し、経営のヒントに活かしてもらおうとしています。

2023年度は、6月と10月の1回ずつ勉強会を開催しました。飲食物産、城崎以外のエリアの事業者も参加しています。

今後も定期的に開催し、データ活用の意識を高めていきます。

データ分析

豊岡観光イノベーションが豊岡市と実施している来訪者アンケートの実績を踏まえ、属性データなどの推計を行い、飲食・物産への商品開発の参考にしてもらっています。

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