新型コロナウイルス感染症対策 活動実績

UPDATE2023.03.13

豊岡市における新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインを作成しました

一般社団法人豊岡観光イノベーション(以下、TTI)は、市全体で安心・安全なおもてなしを提供し、地域にとっても安全であるため、感染症対策の専門家、観光政策の専門家監修のもと、豊岡市内6つの観光協会、豊岡ツーリズム協議会とともに「豊岡市における新型コロナウイルス感染症ガイドライン(第1版)」を策定しました。市内各事業者とともに、このガイドラインに沿った取り組みを進め、安心・安全なまちを目指します。

経緯

新型コロナウイルス感染症の影響が全世界で続く中、市全体で感染症対策を行っていることがお客様、そして地域にとっても一番安心できると考え、まち全体の共通指針「豊岡市における新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン」の作成に至りました。

策定メンバー

豊岡観光イノベーション、豊岡ツーリズム協議会、豊岡観光協会、城崎温泉観光協会、たけの観光協会、日高神鍋観光協会、但馬國出石観光協会、但東シルクロード観光協会が、感染症対策の専門家、豊岡健康福祉事務所、観光政策の専門家の指導のもと、豊岡市の協力を得て策定しました。

特色

●感染症対策の専門家による監修
感染症対策の専門家 大阪市立大学大学院医学研究科公衆衛生学(兼)感染症科学研究センター特任講師の加瀬 哲男氏監修のもと、ガイドラインの内容をまとめました。これによりガイドラインの内容自体の信頼性・実効性をさらに高めます。

 □専門家の意見を受けて定めた主な項目
 ・宿泊施設において、旅行者が体調不良の場合、キャンセルしやすいような仕組みの導入を検討する。
 ・飲食店については、予約制のほか、時間差入店などの対応も効果的である。
 ・エリア全体で感染拡大を防ぐため、感染者が発生した場合には保健所の聞き取りの協力したうえで、観光協会や組合に情報共有する。

●豊岡市エリアの観光に関わる業種の項目を設定
 宿泊業界・飲食業界など、個別の業界ごとの新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインは発表されていますが、実際の観光地には多種多様な業種があります。本ガイドラインは、まち全体の取り組みとして推進していくために、温泉街、飲食店、キャンプ場、スキー場、海水浴場などを網羅する構成としています。

●世界基準のガイドラインへ
 宿泊施設に関して、将来のインバウンドの回復も見込み、AHLA(全米ホテル&ロッジング協会)や世界規模のホテルチェーン(ハイアットグループ、マリオットグループ等)のガイドラインを参考にし、世界基準を満たすよう作成しました。
 ・旅行者の健康状態について、旅マエのコミュニケーションを図る(1.(2)宿泊施設①)
 ・あらゆる場面でデジタル化を推進する(1.(2)宿泊施設⑤、(5)温泉施設③)
 ・従業員(清掃員)と宿泊客との接触による感染を防ぐため、宿泊客が部屋にいながらのハウスキーピング(清掃)を取りやめる(1.(2)宿泊施設⑬)
 ・連泊の際は、宿泊客からの要望により清掃頻度を変更する(1.(2)宿泊施設⑬)

ガイドラインの内容

1. 建物・設備における感染防止
(1) 共通
(2) 宿泊施設
(3) 物産店
(4) 飲食店
(5) 温泉施設
(6) 商業施設・アミューズメント施設・観光文化施設
(7) 海水浴場
(8) キャンプ場
(9) スキー場
2. 従業員等が行う感染防止
3. イベント・アクティビティにおける感染防止
4. 感染が疑われる、または感染者が発生した際の対応
5. 感染防止のために確保すべき備品・消耗品・ハード設備

今後の展開

 新型コロナウイルスの最新の知見や専門家の意見等を踏まえて、本ガイドラインは随時見直し、改定していきます。また、ガイドラインの実効性を持たせるため、認証制度を立ち上げる予定です。

★追記(2023年3月13日)

・マスク着用に関する政府の方針変更を受け、マスク着用に関する項目を改訂し、第3版として発行しました。

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