新型コロナウイルス感染症対策 活動実績

UPDATE2020.06.01

城崎温泉における新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインを作成しました

豊岡観光イノベーションは、城崎温泉がまち全体で安心安全なおもてなしを提供し、地域にとっても安心・安全であるように、城崎温泉観光協会、城崎温泉旅館協同組合とともに、城崎温泉における新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインを作成しました。旅館や飲食店など城崎温泉街全体で共有し、お客様を受け入れてまいります。

経緯

新型コロナウイルス感染症の影響が全世界で続く中、城崎温泉はまち全体で一斉休業することを決めました。6月から再びお客様を迎え入れるにあたって、感染症対策を行っていることがお客様、そして地域にとっても一番安心できると考え、まち全体の共通方針「城崎温泉新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン」の作成に至りました。

策定メンバー

城崎温泉観光協会、城崎温泉旅館協同組合、地域のDMOである(一社)豊岡観光イノベーションが、豊岡健康福祉事務所、観光政策の専門家の指導の元、豊岡市の協力を得て策定しました。

各業界団体のガイドラインと異なる点・特色

●城崎温泉エリアに関わる業種全ての項目
 宿泊業界・飲食業界など、個別の業界ごとの新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインは発表されていますが、実際の観光地には多種多様な業種があります。本ガイドラインは、まち全体の取り組みとして推進していくために、温泉街の存在する業種を網羅する構成としています。

●城崎温泉独自の項目
 城崎温泉は、7つの外湯めぐりや浴衣を身に着けたそぞろ歩きが楽しみ方の一つとなっています。外湯(温泉施設)に関する項目や旅館での浴衣の扱いについても盛り込みました。また、Web上で外湯の混雑状況が確認できることを改めて周知しています。

●世界基準のガイドラインへ
 宿泊施設に関して、将来のインバウンドの回復も見込み、AHLA(全米ホテル&ロッジング協会)や世界規模のホテルチェーン(ハイアットグループ、マリオットグループ等)のガイドラインを参考にし、世界基準を満たすよう作成しました。
・旅行者の健康状態について、旅マエのコミュニケーションを図る
・あらゆる場面でデジタル化を推進する
・従業員(清掃員)と宿泊客との接触による感染を防ぐため、宿泊客が部屋にいながらのハウスキーピング(清掃)を取りやめる
・連泊の際は、宿泊客からの要望により清掃頻度を変更する

ガイドラインの内容

 1.建物・設備における感染防止
   (1) 共通
   (2) 宿泊施設
   (3) 物産店
   (4) 飲食店
   (5) 温泉施設
   (6) 商業施設・アミューズメント施設・観光文化施設
 2.従業員等が行う感染防止
 3.イベントにおける感染防止
 4.感染が疑われる、または感染者が発生した際の対応
   (1)顧客・参加者
   (2)従業員
 5.感染防止のために確保すべき備品・消耗品・ハード設備

各施設での掲示について

まち全体で守ることを、お客様に見えるように分かりやすく掲示していきます。

今後の展開

新型コロナウイルスの最新の知見や専門家の意見等を踏まえて、本ガイドラインは随時見直し、改定していきます。また、認証制度の設計や他エリアへのガイドライン展開も検討しています。

ガイドラインについて

ガイドラインはこちらで閲覧できます。
※城崎温泉観光協会サイトへリンクします。

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